吐いた息に含まれる一酸化窒素(NO)の濃度を測定して、気道の炎症状態を評価する機器です。
炎症の程度に応じて薬の量をコントロールできるため、患者さんの負担軽減につながります。
炎症があると一酸化窒素(NO)が増えるので、ぜん息と他の慢性的な咳を区別できます。
呼気中のNO濃度は、気道に好酸球性炎症があると上昇します。この値を測定することで、気道炎症のレベルに基づいて、ぜん息の診断と治療に活用できます。ぜん息患者の場合、呼気NOレベルは高値をとります。
検査時間は、測定開始から結果表示までたったの約1分30秒です。
カラー液晶モニタに呼気流量がアニメーションで表示されます。