マイコプラズマ、インフルエンザウイルス、RSウイルス、アデノウイルス、溶連菌の検査を迅速に行います。
従来の検査では、ウイルスなどの量がある程度必要だったため、感染してしばらくしてから検査をする必要がありました。しかし、IMMUNO AG1は少量のウイルスを100倍以上に増幅するため、感染後すぐに判定することが可能となります。
こんなウイルスや細菌を高感度検出できます
- マイコプラズマ肺炎
- 細菌の一種であるマイコプラズマニューモニエによって起こる肺炎です。通常の肺炎とは異なり、「非定型肺炎」とも呼ばれます。
流行は風邪が流行る初秋から冬に多発する傾向がみられます。潜伏期間は1週間~3週間ほどで、症状が風邪と似ており、お子さまや比較的若い人達が多くかかります。
- インフルエンザ
- 症状は、咳と喉の痛み、発熱です。発熱するとすぐに38℃を超える体温の上昇と、頭痛、吐き気、関節痛、筋肉痛など全身の症状が現れます。
- RSウイルス
- 風邪の症状を引き起こすウイルスで、小児、特に乳幼児に多く見られる呼吸器感染症の原因となります。
鼻水、咳、発熱などの風邪の症状で始まりますが、乳幼児では気管支炎や肺炎にすすみやすく、特に呼吸器や心臓に慢性疾患を持っている場合は重症化しやすく注意が必要です。
- アデノウイルス感染症
- 主に乳幼児から学童・生徒などの間に多い風邪のひとつです。
のどに変な感じがあり、咽頭が赤くなって痛くなったり、扁桃に白っぽい膿のようなものがついたりします。
39度以上の高い熱(40度を越える場合もしばしばあります)がつづきますが、ふつうは5日前後くらいで治ります。
- 溶連菌感染症
- 溶血性連鎖球菌と呼ばれる細菌に感染して起こる病気です。発熱(38~39度)とのどの痛みがあり、体や手足に小さくて赤い発疹が出たり、舌に苺のようなつぶつぶができたりします。