滲出性中耳炎 | 西宮市今津駅前の耳鼻咽喉科・小児耳鼻咽喉科・アレルギー科『ひだ耳鼻咽喉科』

西宮市津門呉羽町1-28 今津医療センター3F TEL:0798-39-3788

診療紹介

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このような症状の方は要注意!

  • 聞こえにくく、耳だれも長く繰り返して続いている。
  • 痛みはないが、耳が詰まったような感じがする
  • 幼児に話しかけても返事をしない、テレビの音を大きくする
  • かるい耳鳴りがする。

滲出性中耳炎の症状

鼓膜の奥の空間(中耳腔)に滲出液と呼ばれるが溜まり、音か聞こえにくくなる中耳炎です。症状としては、主に難聴・耳つまり感・耳鳴りです。
皆様は、山に登った時、耳がつまったように感じたことがありませんか。滲出性中耳炎もこれとよく似た症状を訴えます。

大人では、難聴を訴え、耳に栓をしている様なつまった感じを伴い、自分の声が耳に響く感じがしたり、また耳の中で水滴が入ったような音がすることがあります。

子供の難聴の多くは、この滲出性中耳炎によるものです。しかし、子供では、自分から症状を訴えることは少ないので、なかなか見つからないこともあります。一番良い方法は、定期的に耳鼻科で耳を診察してもらうことですが、実際には、なかなか難しいことが多いようです。

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滲出性中耳炎の原因は・・・

お風呂やプールの水が耳に入って溜まっていると思われている方がいますが、そうではありません。鼓膜の内側は、耳管(じかん)という管で鼻の奥とつながっており、その管を通して、換気をしています。

子供や高齢者の方は、もともとその働きが弱いのですが、風邪などの炎症で狭くなったりすると、うまく換気ができなくなり、鼓膜の奥(中耳腔)に滲出液がたまるのです。一番多いのは急性中耳炎が十分に治りきらずに、鼓膜の内側に膿(ウミ)が滲出液となって残ってしまう場合です。

急性中耳炎からの移行、アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎にかかっている方で鼻すすりをする習慣がある子供や、アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎の治療が不十分な大人の方がなりやすいといえます。

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ひだ耳鼻咽喉科での診断

鼓膜の状態を診たり、あるいは鼓膜の動きを測るティンパノグラムと呼ばれる検査によって診断します。鼓膜を通して中耳にたまった液体を確認できることもあります。また、聴力検査や鼓膜の動きの検査によって、病気の程度もわかります。

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ひだ耳鼻咽喉科での治療

  1. 関連の高い病気であるアレルギー性鼻炎や副鼻腔炎(蓄膿症)を治療するためのお薬を必要に応じて飲んでいただきながら吸入(ネブライザー)による鼻とのどの治療を行います。
  2. 耳管と呼ばれる耳と鼻をつなげている管に空気を通す治療、通気治療(子供の場合はゴム球で空気を通します)を行ないます。場合に応じてオトベントと呼ばれる風船型の治療器具を使用していただく場合もあります。

  3. チューブ

    長期間にわたっても治らない場合や、最初から水が溜まってひどい場合は鼓膜に少しだけ穴を開けて滲出性中耳炎液を出す鼓膜切開や、場合によっては鼓膜に小さなチューブを設置して中耳腔の換気を良くするチュービング治療も実施します。

    • ※チュービング治療は原則として中学生以上が対象です。
    • ※小学生以下のお子さんでチュービングが必要な場合はしかるべき病院に紹介した上で、全身麻酔あるいは部分麻酔の上での治療となります。

適切な治療をうければほとんどの場合は治ります。ただし、治療には時間がかかる場合も多く、根気強く通院する必要があります。ドクターの指示に従って治療を受けてください。

真珠腫性中耳炎
真珠腫性中耳炎

癒着性中耳炎
癒着性中耳炎

不十分な治療などのために、あとで入院手術が必要になる癒着性中耳炎(ゆちゃくせいちゅうじえん)や、真珠腫性中耳炎(しんじゅしゅせいちゅうじえん)になってしまうこともあります。

私が完全に治ったと判断するまでは治療を中断しないでください!特に滲出性中耳炎のお子さんには、定期的な治療と経過を見ていくことが大切です。
症状がひどいときはプールは控えるようにしてください。

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